BLOG
2026/09/28 20:18
かぼちゃの馬車を選んだあなたへ|ひとりで頑張る夜に、迎えが来てもいい
薔薇の庭に、
暖かな灯りをともした馬車が止まりました。
「まだ、やることが残っているから」
そう言って立ち止まるシンデレラに、
白魔女セレーネは微笑みます。
「全部終わるまで、
あなたの楽しみを待たせなくてもいいのよ」
開いた扉の向こうには、
ひとり分の席が、静かに用意されていました。
*
誰かが困っていると、気になる。
自分にできることなら、してあげたい。
そんな気持ちで過ごしているうちに、
自分が疲れていることには
なかなか気づけない日もありますよね。
「頼むくらいなら、自分でやろう」
「これくらいで、甘えてはいけない」
もし、そんな言葉が浮かぶ夜があるなら。
今日は少しだけ、
その荷物を下ろしていってください。
あなたが何でもできるからといって、
何でもひとりで引き受けなくていいのです。
しっかりしているあなたにも、
誰かに任せたい日があっていい。
うまく説明できなくても、
「少し疲れた」と言っていい。
*
かぼちゃの馬車を選んだあなたへ、
今月お届けしたいのは、
「差し出された優しさに、乗ってみる」
という小さな魔法です。
褒めてもらったら、
すぐに打ち消さずに
「ありがとう、嬉しい」と言ってみる。
信頼できる人が
「手伝おうか」と声をかけてくれたら、
小さなことをひとつお願いしてみる。
お返しをどうしよう、と考える前に、
届いた温もりを感じる時間があってもいいのです。
あなたが誰かを気にかけるとき、
いつも見返りを求めているわけではないでしょう。
同じように、
あなたの笑顔が見たくて
優しくしてくれる人もいるかもしれません。
その気持ちを、
少しずつ受け取っていけたらいいですね。
*
今日の小さな一歩は、
「ありがとう」のあとに
「助かったよ」か「嬉しい」を添えること。
今日は誰とも話さない日なら、
自分のために温かい飲み物を用意して、
座って飲む時間をつくってみてください。
お世話をする相手の中に、
あなた自身も入れてあげてくださいね。
今夜、心にしまってほしい言葉。
「私も、優しくしてもらっていい」
あなたがほっと肩の力を抜ける場所が、
日々の中に、少しずつ増えていきますように。
月の国より、心をこめて。
白魔女セレーネ


