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2026/09/28 20:19
舞踏会を選んだあなたへ|「私も、こうしたい」を、もう一度
舞踏会の扉の前で、
シンデレラは一度、足を止めました。
中から聞こえてくる音楽。
揺れるドレス。
楽しそうな笑い声。
「私も、あの場所へ行ってみたい」
胸の奥で生まれた小さな言葉を聞いて、
白魔女セレーネは、うなずきました。
「その気持ちを、
ここまで連れてきてくれたのね」
*
忙しい毎日の中で、
後回しにした楽しみはありませんか。
いつか行ってみたい場所。
本当は着てみたい服。
少しだけ挑戦してみたかったこと。
「今はそれどころじゃないから」
「私には、似合わないかもしれないから」
そうしてしまっておいた願いは、
普段は静かでも、
ふとした瞬間に顔を出すことがあります。
誰かの写真を見たとき。
好きな音楽が流れてきたとき。
きれいなものに、心が動いたとき。
そのとき、
すぐに諦める言葉をかけなくても大丈夫。
「そうか。私は、これが好きだったんだね」
まずは、そう受け止めてあげませんか。
*
舞踏会を選んだあなたへ、
今月お届けしたいのは、
「小さな楽しみを、予定に入れる」
という魔法です。
大きな夢を決めなくてもいい。
勇気のある人になろうとしなくてもいい。
気になっていたお店を調べる。
好きな服を、家で一度着てみる。
会いたい人に、短い言葉を送ってみる。
今の暮らしの中でできる、
小さな形からでいいのです。
何かを楽しんだからといって、
これまで大切にしてきたものを
おろそかにすることにはなりません。
あなたの毎日の中にも、
あなたが楽しみにできる時間があっていい。
誰かのための予定を書き込む手帳に、
あなたが笑顔になる予定も、
ひとつ残しておいてほしいのです。
*
今日の小さな一歩は、
「本当は、してみたいこと」をひとつ書くこと。
その横に、
今週できそうな一番小さな行動を添えてみてください。
すぐにできなくても、
書いた願いを消さなくて大丈夫。
あなたのペースで近づいていけばいいのです。
今夜、心にしまってほしい言葉。
「私が嬉しい時間を、私にも贈っていい」
いつか、ありふれた一日の途中で、
「ああ、今日が楽しみ」と思える朝が訪れますように。
その小さな喜びを、
あなたが遠慮せずに味わえますように。
月の国より、心をこめて。
白魔女セレーネ


