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2026/09/29 05:47
舞踏会の音楽が遠くなる、薔薇の小部屋。
シンデレラは、手元の手紙を見つめていました。
何度も書き直した気持ちを、
今夜、すべて話すつもりはありません。
ただ一行だけ、自分の言葉で伝えてみたかったのです。
さそり座のあなたへ。
年末に向けた恋のテーマは、小さな本音を交わしながら育つ信頼です。
大切な人ほど、簡単には話せないことがありますよね。
重いと思われたくない。
傷ついたことを知られたくない。
本当の気持ちを見せるのが、少し怖い。
それは、あなたの想いが間違っているからではありません。
大事だからこそ、慎重になることもあるのです。
白魔女セレーネは、ろうそくに火をともしました。
「心の部屋を、一度に全部開けなくてもいいのよ」
今年中の小さな変化は、安心できる相手に、
「実は、あのとき嬉しかった」
「少し寂しく感じていた」
と、ひとつ話せるようになることかもしれません。
言葉にしたあとで、相手がどう受け止めてくれるか。
最後まで聞こうとしてくれるか。
その様子を見ながら、あなたも関係を選んでいいのです。
今夜の小さな魔法は、伝えたい気持ちを「私は」で始めて書くこと。
答えを試すためではなく、自分の心を分かってもらうための言葉を探してみてください。
まだ伝える相手がいないなら、日記の一行でもかまいません。
自分の想いに、自分が耳を傾けるところから。
深い恋は、苦しさに耐えた量だけで決まるものではありません。
安心して本音を置けることも、大切な深さです。
冬の夜、言葉を急かさずに待ってくれる温もりが、あなたのそばにありますように。
月の国より、心をこめて。
白魔女セレーネ


